地方の効果ある観光PRって難しい”青森県階上町PR動画”
https://dameoyag.blogspot.com/2014/07/prpr.html
雄大というのはこういう事なんでしょうね、素晴らしい大自然”階上町”
最初の灯台で度肝を抜かれる、雄大な景色が堪能できる動画です。青森県の”Hashikami Hurusato”ちゃんねるから「階上町観光ビデオ 2014年バージョン」の紹介です。
町の魅力を目いっぱいに詰め込んだPRビデオ、景色と魚がとても美味しそうです。
魚は南に行くほど味が大味になるので、北の方が魚が旨いと聞きます。
ただ、一つ気になるのは、この動画では町のいい所を紹介しているようですが、わざわざ遠くまで行ってどのような満足を与えてくれるのかという提案がありません。
私がそこに行く価値があるの?という事です。
「良いところ紹介するので、そっちで適当に想像してきてください」ではいけません。
まずは、観光をPRするターゲットを絞らないと「綺麗だな~」「良い場所だな~」「魚が美味しそうだな~」で終わってしまいますね。
どういう場所の、どういう属性の人なら観光客となりえるのか。
その人たちに、何を提案すれば魅力を感じてもらえるのか。
そして、どうすればターゲットとする人たちに伝わるのか。
実際に来てもらう場合の問題点は何か、その解決策は何なのか。
問題点などあってもかまわないと思わせるだけの、価値を生み出して提供できるのか。
そういった取り組みを動画でPRしたら効果的じゃないですかね。
「この人たちに会いに行きたい!応援したい!」と思う人も出てくるでしょう。
えらそうな事を書いてしまいましたが、私が過疎化が進む田舎の小規模旅館で企画を担当しながら町おこし事業に取り組んでいた頃を思い出しながら書いてしまいました。
観光客を誘致するのって難しいんです、絶望的になりますよね。
自然とか歴史、グルメだけでは立地が良くないと人は来ません。
私は観光客を呼ぶという事を諦めましたけどね、それよりも地域内の資源を生かして都会に出て商売をしよう!
地域に来てお金を落としてもらうより、都会に出て自力で稼いで、地域に仕事を生み出す事を考えたほうが現実的だと言って、気が付いたら一人ぼっちになりました。
いろいろ書いてしまいましたが、厳しさを知るからこそ良い事ばかり書けないのです。
一応、頑張ってほしいと応援しているつもりなのですが。
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