パチンコとカジノの違い！パチンコ方式でやればカジノも合法。

カジノ法案が衆議院で審議入りしたというニュースを見ました。
カジノを中心とした統合型リゾート施設の整備をするための法律だそうですが、ちょっとした都市の駅前に行けばあるじゃないですか。

パチンコ店を中心とした繁華街が。

田舎だろうが都会だろうが、どこにでもギャンブルで遊べるカジノ（パチンコ店）がありますよ。

なにを今さらカジノ法案なんて言っているのでしょうか、全くナンセンスな話です。

そもそも、パチンコとカジノの違いって何でしょう。
役所的な理屈では違いが定義されているのかもしれませんが、一般の庶民からしたらカジノもパチンコも同じギャンブル場ですよ。

大手新聞の報道によると、カジノ法案反対派の意見として「治安の悪化や依存症の増加」が懸念されるという。

いや、もう既に起きてる問題じゃないですか「パチンコ店」で。

ギャンブル依存症の親にパチンコ店に連れていかれ、駐車場の自動車内で死亡する子供のニュースなんて夏になると毎年のように流れています。
パチンコに負けた腹いせの事件や、生活費までパチンコに使って生活に困窮した人による犯罪などたくさんあるじゃないですか。

カジノ法案はダメと言うのに、なぜパチンコに反対しないのでしょう。

理解に苦しみます。

パチンコが良いならカジノも良いはず

私はカジノやパチンコを否定しているわけではありません、同じギャンブル施設なのに一方は合法で一方が違法になるという事が理解できないのです。

カジノ法案の審議をやる前に、いちど整理しておく必要があるのではないでしょうか。

パチンコやカジノなどのギャンブル施設を違法とするのなら、いちど全てのパチンコ店を営業停止にして法審議を行い、法案が通過したなら施行に合わせて営業再開する。

パチンコが合法であるなら、パチンコ以外のギャンブル施設も合法にしてしまえばいい。

パチンコとカジノの違いは、ゲームか賭博かの違いです。
パチンコ店のパチスロはゲームで、カジノのスロットマシーンは賭博ですが違いがわかりますかね。

また、換金に関してカジノは店で行うから違法で、パチンコは景品を払い出して別の業者が景品を買い取るから合法なのです。

ならば、カジノのスロットマシーンも景品を払い出すことにして、隣に別業者の買取店を作り買い取らせれば合法になります。

つまり、誰でもパチンコ店方式で営業すれば、法案など通さずにギャンブル施設を経営出来るはずなのです。

ルールの明確化とフェアな市場にすべき

結局のところ、日本は法治国家であって法治されてない国なんでしょう。

例えばブラック企業の問題でも、明らかに労働基準法に違反するような行為を繰り返す企業が平気で上場しているにも関わらず何のお咎めもありません。

このままで良いんでしょうか、私たち国民は真剣に考える時が来ているのかもしれません。

御上のやる事だから、われわれ下々の者が何を言ったところで変わらないと諦めるしかないのでしょうか。

法を厳格に守らせ、現状に合わないのであれば改正する。

当たり前の事が当たり前に出来ない政治家ですが、それは国民が選んだ人たちです。

国民に選ばれた代表者を見ていれば、私たち国民の姿が良く見えるはずです。

私は法を厳格に守らせる必要があると考えていますので、パチンコは違法でないにしても脱法行為として取り締まるべきだと思っています。

ギャンブルとしてのスキームがカジノと違うといっても、実質的にはギャンブルです。

まずそこを明確にしてから、明確なルール作りをするべきでしょう。

いちどルールとして法が決まれば、法を守る限り誰でもギャンブル施設経営に参入できるフェアな市場にするべきです。

現在合法とされているパチンコ店と同じやり方をやろうとしても、パチンコ店以外は許可がおりないというようなアンフェアな状態は健全ではありません。

カジノ法案の前に、そこを議論すべきではないでしょうかね。