パチンコは違法ギャンブル！カジノ法案の前に議論すべきでしょう

カジノを解禁すべきかどうか、最近ネットでも議論が活発に行われています。しかし、その前に問題とすべきなのは”パチンコ”という違法ギャンブルが駅前や住宅地などの周りに数多く存在している事じゃないでしょうか。

先日、毎日新聞で「依存症:多い日本　ギャンブル５３６万人　厚労省研究班」という記事が掲載され、カジノでギャンブル依存が増えるのか増えないのか、Twitterなどでも様々な意見が出ています。この議論を踏まえて、今回面白い主張をしている動画を見つけたので掲載します。

”カツカレー”チャンネルから「【新宿】違法ギャンブル【パチンコ、スロット】」を紹介します。

ギャンブル依存症とは1977年に世界保健機関（WHO）によって依存症の一つと分類され、1970年代以降、精神疾患の一つとして世界で認識されている病気です。

また、ギャンブル依存症は本人だけでなく、その配偶者や子供、親など家族や知人への「周囲にいる人への影響が非常に大きい」という事が指摘されています。

パチンコを直接の原因として自殺する人の数は年間約3,000人といわれ、借金苦などで自殺した人などギャンブルが間接要因となっている人も含めれば10,000人以上に上るのではないかと、東京荒川区議の”小坂英二氏”は指摘しています。

このような社会問題化してもおかしくないようなギャンブル場ですが、なぜ大きく問題として取り上げられないのでしょうか。

まず第一に考えられるのは、警察OBの天下り先としてのパチンコ業界という問題があります。
パチンコ業界の各種団体には、実際に多くの警察高官が天下りしています。

つまり、警察公認の違法賭博場であるという事。

また、テレビや新聞は広告主（スポンサー）として、パチンコ業界から多くの資金を得ています。最近の新聞折り込みはパチンコ店だらけだし、地方テレビのTVCMもパチンコ店だらけ。
当然、スポンサーに不都合な事は報道できません。

その結果、社会に多くの害悪を撒き散らす違法施設でありながら、パチンコ店は黙認されているのです。

まず、この点をよく理解しなければなりません。

パチンコは立派な違法とばく場です。

３点方式というやり方で違法性は無いと言われていますが、パチンコ店が特殊景品を出して、裏にある古物商が買い取り、パチンコ店が買い戻すというやり方が合法であれば、同じ方式を採用するパチンコ以外のギャンブル場が数多く存在できることになります。

そう考えれば、カジノ法案など通さなくても３点方式でカジノを運営すればいいだけです。

工夫すればもっと楽しめる賭博場になりますよ、ゲームセンターのメダルゲームでパチンコより面白いのが沢山ありますよね、あれを大人ゲームセンターとして換金すれば流行ると思います。

チップやコインと言った特殊景品を、カジノ横の古物商（換金所）で換金するだけですから、現行法で娯楽場を作れない場所以外なら、どこでも営業できることになります。

カジノ法案を通さなければならないということが、パチンコが違法であるという証明なんです。

紹介している動画は、最近物議を呼んでいる団体ですが、個別の主張を見ていると”なるほど”と思える主張も数多くあります。

すこし表現が過激だったりしますが、ただヘイトだと切り捨てるのではなく、彼らが何を言おうとしているのか”耳を貸す”度量の広さも必要ではないでしょうか。

反日過激派や原発反対系の過激派がいるのであれば、彼らのような保守系過激派がいてもバランスが取れると思うんですけどね。

主張というのは、相反する双方があってこそ進展するんだと思います。
反日系の過激派は良くて、反対はダメというのはフェアじゃありません。



私はギャンブルが悪い事だとは言いません、野放しにするならする、認めないのであれば認めない、ルールを作って限定的に認めるのであればルールを厳格に守る。

パチンコ店は野放しなのに、それ以外の同じ方式を採用するパチンコ店以外のギャンブル場はダメだというのが納得いかないのです。

また、ギャンブル施設は未成年者が容易に立ち寄れない場所に作るべきだと思うのです。
新聞折り込みや、TVCMなど”パチンコ賭博を煽る”広告は未成年者の目に付きにくいように規制すべきです。

そこを曖昧にして日本中のいたるところに”遊技場という名の賭博場”が乱立し、実態も良く分からないまま依存症患者を増やしているという現状を整理しましょうという事を言いたいのです。

小学生などの子供や、未成年者が普通に通う繁華街にギャンブル場がある日本は異常なんです。ギャンブルが合法な国でも、指定された場所以外ではギャンブル場を営業できません。

そもそも、パチンコ店をジャパニーズスタイルのカジノとして運営すれば、カジノなんて新しく作る必要も無いですよね。



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