次のアップル・グーグル・・・日本から出す!ネットでは「無理だバーカ」と冷ややかな反応
http://dameoyag.blogspot.com/2014/04/blog-post_4796.html
経済産業省が大臣の私的懇談会として「次のアップル、グーグル、フェイスブックは日本から出す!」をテーマに有識者会議を開いたそうです。
個々に素晴らしいベンチャーがありながら、IT分野でのグローバルビジネスとして全世界を席巻するような企業が育たない日本。
新しい力が育つ事を阻害してきた経済産業省が、そんな企業を作ろうと言い出したのだから悪い冗談かと思いました。
元気なベンチャーは官から嫌われる
日本で元気なITベンチャーといえば、政府や官僚、テレビなどのマスメディアといった既得権を有する巨大組織から嫌われるものが多い。その代表例が「2ちゃんねる」と「ニコニコ動画」でしょう。
最近は老若男女問わず急速に普及しつつある"LINE"。これは朝鮮系の企業が行うサービスですが、早くも規制に向けて動き出しそうな雰囲気もあります。
結局、社会現象を引き起こしてしまうほどのベンチャーは、官による規制で骨抜きにされるとネットでは指摘されています。
また、官僚が出てきた時点で終わりであり、結局利権と税金(予算)の取り合いで終わるから無駄だという意見も多く見られます。
新しいものを生み出すベンチャーというのは、その存在価値が高まるほど既存の利権を脅かす存在となる可能性があり、既得権団体が圧力をかけ規制で潰される可能性が高い。
その最たるものが、JASRACなどの既得権益団体。
それと、テレビや新聞といったマスメディアと癒着した経済産業省でしょう。
その経済産業省が言うのだから、失笑ものです。
ネットでの反応
ベンチャーって気軽に言うけど、何万人もチャレンジしてその中の数人だけ勝者になる世界だろう。再チャレンジ不可の日本じゃ厳しい、現首相も再チャレンジとか言ってたけど最近はあんまり言わないな。まさにその通りで、事業失敗が人生の敗北となる今の日本では無理。
失敗しても何度でもチャレンジ出来るような制度が必要でしょう。
グーグルなんて、日本で生まれてたらすぐ逮捕されてるよ。
他国の権利などどうでも良いという姿勢で、なんでもやってますね。
課題の中に規制緩和が無い
いらんことすんな、お前らが諸悪の根源だろ
先にあげた再チャレンジ出来る社会を目指すと、雇用の流動化は避けて通れない道。
現在のような終身雇用前提の雇用体制では、チャレンジに失敗するとその後の再就職で大きなハンデを背負うことになります。
いずれにしても、今までのように既得権益団体との摩擦が起きます。
日本にはアメリカのような開拓精神といったチャレンジスピリットを尊いものだとする感性がないため、社会からの後押しを受けられない。
それよりも、巨大企業になる前に大きな影響力を持つと「和を乱す異分子」と見られて規制で潰されかねない。
いずれにしても、グローバルな社会で成功するような大企業を育てようと言うのであれば、自由な発想で自由な競争が出来る社会を作り出す必要があるでしょう。
その為には規制を緩和し、官の影響を減らす方向に行かざるを得ません。
政府の支援だとか官が主導するという考え方は、結局、綺麗ごとを言って予算を獲得しようとする官僚の方便以外の何物でもなく、こんなものに参加する企業はおこぼれに預かろうとするハイエナ以外の何物でもありません。
誰もが自由にチャレンジし、失敗してもその勇気を称えて社会から評価され優遇されるようにならなければ無理な話です。
今の日本で事業に失敗したと言えば「お気の毒に」と言われて、心の中で「ざまぁ」と罵られるのがオチです。
チャレンジ→失敗→派遣社員・・・社会の負け組。
あ、私の事ですね(笑
ほとんどの意見が官が絡むとダメだという意見で埋め尽くされていて、そこまで信用を無くしてしまった官が主導しては出来る事も出来なくなりそうです。
どちらにしても、労働組合に著作権関連の団体や経団連といった既得権益団体と、官僚様が天下を牛耳ってる今の日本じゃ無理でしょう。