地方は再生不能な状態!地方の多くは崩壊し社会保障も破綻。
http://dameoyag.blogspot.com/2014/08/blog-post_7.html
少子化、過疎化、地方崩壊の時代。全ての地域を再生するのは不可能。
安倍内閣の重要政策の一つとなっている、地方創生事業。しかし、20年以上も前から危機が叫ばれる中で、我々国民は現実を直視してこなかった。
その結果、もはや「どうすれば良いか」という方法を選択出来る状況では無く、少しでも多くを生かすために「どの地域を捨てるのか」という選択をしなければならない状況にあります。
今回紹介するニュース”SakuraSoTV”チャンネルから「【少子高齢化】墓地と空き家から見える現代日本の風景[桜H26/7/30]」を掲載します。
地方に於いて墓守がいなくなり、無縁仏化する墓が続出しています。
墓だけでなく、空き家の問題も深刻さを増してきており、一部の地方では空き家の管理費が財政を圧迫するほどの問題となっています。
2025年には団塊世代が後期高齢者となり、2030年には認知症患者が現在の二百数十万人から7百万人以上になり、入院する病院も医者も不足状態となります。
また、介護するにも1.8人で一人の老人を養わなければならないために、夫婦であれば必ず一人の老人を養う計算になる。
国の生活保護費負担は現在の約6倍、約20兆円規模になると試算されています。
生活保護の不正受給などが問題になっていますが、負担の中で年金だけで生活できない老人への不足分を支給している額が非常に大きいのです。
後10数年で日本財政は”社会保障費負担”で破綻します。
行政の社会保障費負担額は、現在でも29兆円を超えています。ここに生活保護が20兆円、団塊世代の年金受給開始、増大する医療費負担で一般税収ぐらいは吹き飛んでしまうでしょう。
動画の中では「心の問題」や「魂の問題」などと言っていますが、もはやそういう問題では無く、自分自身の生活に直結する重大な問題なのです。
伝統も魂もなにも、生活できてこそです。
そこで考えなければならないことは「何をすれば改善するか」ではなく、「何を捨てて効率を上げるか」という事です。
地方の為に国が何かできるとしたら、残す地域と捨てる地域を区分けする事。
さらに、広域に散っている人たちを強制的にでも、人口密集地域に転居させて行政がカバーするエリアを物理的に小さくすることにより、社会サービスの効率化とコストカットを実施する事です。
多くの地域を捨てれば道路などの公共設備の維持費、上下水道、ガスといったライフラインの維持費、少人数での効率的な運営による人員カットといったコストカットが可能となります。
いっそのこと、一定以上の収入が無い高齢者は収容施設で一括管理するほうが良いのかもしれません。
そんなことを言われてもと思う人がいるかもしれませんが、出来る範囲の規模に縮小するか、計画的に捨てるか、放置して見殺しにするか、どれかしか選択肢がなくなればしょうがないでしょう。
紹介する動画のなかでも「地域の歴史とか、風土とかを守りつつ維持していくうまい仕組みが出来れば」と言葉を濁して具体的にどうすれば良いのかという意見は何も出てきませんでした。
現役世代は現実を見よ!将来、「こんなはずじゃなかった」と言ったところで捨てられるだけ。
この記事を読んで「まさかそんな事は無いよ」と多くの人が思うでしょう。そんな事が無ければ、それでいいのです。
しかし、もし社会保障の切り捨てが現実となったとき、何の備えもない高齢者がどうやって危機を乗り越えるのでしょうか。
残された道は”尊厳死”か”野たれ死に”しかなくなってしまいます。
毎月納めている年金は、自分が貰うための金ではありません。
今現在の老人を養うために、そのほとんどが使われています。
健康保険料は、自分の医療の為よりも多くの高齢者のために使われています。
数十年まじめに会社に尽くしても、定年した後まで面倒は見てくれません。
自分たちが高齢者になった時、今と同じような社会保障を受けられる保証などどこにもなく、破綻している可能性すらあります。
難しいことや嫌な事は考えたくないし、今現在を生きる事で精いっぱいで将来の事や国の政策に関して考える暇が無いのは十分に解ります。
しかし、現実を直視しましょう、今の状況と将来的に自分がおかれる状況を客観的に見ましょう。
そして、現役で余力があるうちに備えましょう。
最後は自分しか頼りになりません、自分だけが唯一自分を見捨てないのです。
この事は地方自治体にも言える事で、生き残りたければ自分たちで生き残る方法を考える事です。
近くの拠点都市に地域をあげて移住する計画たてるとか、独立して運営していくための産業を地域内で起こすとか、自分達が当事者となり自力でできる事を始めなければなりません。
他の自治体が脱落しても、それを踏み台にして生き残るという覚悟が必要です。
人口も財源もパイは縮小していき、支出だけが増えていきます
その中で、自分達がどれだけのパイを奪えるか、共存ではなく競争しなければならないのです。
「少子化を防ぎながら、地域の活性化を図る」
「みんなで考えていかなければなりません」
綺麗ごとでお茶を濁して思考停止してはいけません。
まず自分が危機を回避するために、自分でできる事を考えましょう。
自分の事として考え、一人ひとりが当事者意識を持たなければ何も出来ずに破綻するだけです。
財源がなくなれば、生活保護費などが一番最初にカットされるでしょう。
十数年後には餓死や、貧困老人の孤独死など当たり前の社会になっているかもしれません。
自分に余力が無ければ、社会活動に参加する事も出来ません。
まず自分の身を守る方法を考え、将来に備えましょう。
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